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光に溺れて
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高校を卒業してすぐにアメリカの大学に留学した。結局、卒業後も働きながらしばらく向こうに残り、日本に帰ってきたのは出発後7年経ってからだった。生まれ育った横浜での新しい生活が始まった。
周りの空間は一見出発前とあまり大きく変わっていなかった。しかし、写真と出会う前の自分には見えなかった光が今は目の前を溢れる様に流れていて、記憶の中の人や場所が今の自分には別のモノのように映った。僕はその鮮烈な映像に感動し写真を撮った。更にそこに新しい発見や人との出会いも加わり、心を動かされる被写体は増えていった。
帰国後の毎日の中で僕はその美しい光に溺れた。そして出発前の自分には見えなかった大切なものがここには沢山ある事に気付いた。
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Copyright © 2004 Arito Suzuki
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